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2008.10.02 (Thu)

これは必読、「監査難民」

そういえば、「監査難民」を読了しました。

監査難民 (講談社BIZ)監査難民 (講談社BIZ)
(2007/09/26)
種村 大基

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率直な感想をあえて誤解を恐れずに言えば、「バカばっかりで、茶番をやってる」ってことでしょうか。

内部抗争や分裂、引き抜きなどはまるでプロレスです。

あらたは、一部の選手が抜けて新団体設立みたいなもんです。

帯の後ろに引用文が載ってるんですが、「絶対に自主精算すべきじゃない!クライアントに対してどう責任をとるんだ。自分たちの手で潰すのか!」「ウチはもう潰れているんだ。潰れるか潰れないかの議論をしているんじゃない。社員やスタッフ、その家族を合わせて一万人以上の関係者を路頭に迷わせないようにする方策を探っているんだよ!」、とあります。

これって正にプロレスのマイクパフォーマンスですよね。

実際のところ監査というのは、245ページの「監査はやりがいがない」という節に出てくる若手会計士の意見のようなものの気がします。

今は訴訟リスク回避のための書類作りをやってる、というのは名言だと思います。


この本を読んでると、はたして期待ギャップというのは存在するのかな、という疑問が浮かびます。

実は投資家って、監査人に対して期待なんかしてないんじゃないかな、という気がします。

例えばカネボウのときでも、一義的には経営者の責任なわけです。

投資家サイドから見ると、それほど監査人の責任について気にしてないように思います。

もちろん新聞などでは監査人の責任について言及しますが、あくまで監査法人や金融庁の話を載せてるだけのような気がします。

なので、粉飾を見逃す→監査の存在意義が問われる(と監査法人側が勝手に危機感をもつ)→より厳格化という流れは、マッチポンプに近いものがあるんじゃないでしょうか。


まあ、以上は私の勝手な感想です。

この本はノンフィクションとしては非常に読みやすく、就職活動前に必ず読んでおくべき本だと思います。

次はこの本に挑戦します。


会計不正―会社の「常識」監査人の「論理」会計不正―会社の「常識」監査人の「論理」
(2008/03)
浜田 康

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